国敗訴確定でネット販売可能に

ケンコーコム、ウェルネット2社が大衆薬をネットで販売できる権利の確認を求めた訴訟の上告審で最高裁第2小法廷は11日ネット販売権を認めた二審判決を支持し、国の上告を棄却しました。これで完全に国の敗訴が確定したということになります。

医薬品のネット販売に関しては日本国内で規制が厳しく緩和すべきだという声が多く上がっていましたが、その反対に副作用の危険性があるとして国は認めていませんでした。

利便性の向上に

具体的にどういった薬を指すのかというと、バファリンやロキソニンがあり一部の発毛促進剤も認められることになります。都心部以外の地域やドラッグストアがない地域では医薬品を購入する方法がなく全て診療所からの処方箋で入手する以外方法がありませんでした。

しかし今回の緩和で今までとは異なりネットから購入することが可能になるため需要が高まることが想定されます。利便性が高まり薬をいつでも購入できるようにはなりますが、副作用がある医薬品の使用は当然ながら注意も必要です。

ネットで購入できない医薬品について

医薬品の中では国内でのネット通販、ドラッグストアでの購入が認められていないものがまだまだ多くあります。それらのお薬やサプリメント（育毛剤・ホルモン剤・鎮痛剤・抗生剤）などはこれまで同様、個人輸入代行サイトで購入する必要があります。

しかし最近もニュースでよく報道されているように代行サイトの中には悪質な業者も数多く存在しています。中にはyahooショッピングに出店していたサイトもあり成分を誤魔化していたということです。

特に国内では購入することができない、ED医薬品・AGA医薬品による被害が多く中国製のものをアメリカ製として販売しているケースがあります。

こういった悪質業者の被害にあわないためには、運営歴が長く信頼のある輸入代行サイトを利用することが大切です。医薬品、サプリメント、ペット用グッズを販売するアイドラッグマートは輸入代行サイトの中でも運営歴が10年以上と長く老舗サイトです。

育毛剤、発毛剤、性病治療薬と取り扱い数が非常に多く購入は後払いができるようになっています。また中国製は一切取り扱いしていません。

今回の裁判で取り扱いが可能となった医薬品の中で購入できないお薬があった場合は輸入代行サイトで探されてみてください。