閉経時不眠症はガンのリスクを高める

閉経は女性誰しも迎える自然現象で卵巣が衰えることで機能が低下し月経（生理）終わってしまうことを言います。最近の研究によって分ったことですが閉経後自律神経が乱れることによって起こる症状の一つに不眠があり、この不眠が原因でガンのリスクが高まるとのことです。しかし体系によってリスクが異なり、肥満傾向にある女性よりも、そうではない女性のほうが1.71倍もリスクが高いようです。

この研究は米ウエストバージニア大学医学部のJuhua Luo氏によって解明され米医学誌に報告されました。

調査を行ったのは研究に参加した50歳～79歳の女性約14万人で平均11時間追跡し睡眠障害と甲状腺ガンとの関係が検討されました。調査内容はそれぞれの生活内容まで調べ、お酒を飲んでいるのか、睡眠薬など眠るためのお薬を使用しているかなど計5つの質問で点数化しスコアで評価したところ追跡中に甲状腺がんを発症したのは295人だったとのことです。

以上の調査内容から不眠症状がある女性は甲状腺ガンのリスクが1.44倍高く、また肥満傾向にある女性を除いたところ1.71倍になったという結果が出ました。閉経は50歳を過ぎたあたりから卵巣の中の卵胞がなくなりホルモンが作られなくなります。これが原因で自律神経が乱れ更年期障害にも繋がるのですが、何も対策ができないかというとそういうことではありません。

月経を遅らせる、更年期障害を和らげるお薬は処方されていたり海外では自分で購入することができます。お薬にはホルモンバランスを保つための成分が含まれていて不足した分を補うことで閉経後の様々な症状を緩和させることが期待できます。それらのお薬は女性だけが使用しているだけではなく女性ホルモンを意図的に補充したいという方も使用しています。

しかし国内では病院で処方してもらう以外使用することができません。海外から個人輸入業者に依頼して購入するのが一般的な方法です。ただ最近は輸入代行業者の被害も増えてきているため利用するのは注意が必要です。代行業者に依頼し購入する場合は以前記事で紹介しました「医薬品個人輸入の信頼、信用性の見極め方」を一度お読みいただき安心できる業者に依頼してください。